
ダノングループの人材戦略は、1972年に宣言された「企業の経済的成長と社会の発展は、歩みを共にしなければならない」という経営方針に基づいた継続的な取り組みの一つになっています。人事を通じて、企業文化の育成や、社員やチームの成長を支援することによって、グループの発展に必要な変革を推進するための必要条件を醸成しています。
- 経済的・社会的な対話を追求し、深めること
- 効率を高め、成長を促進すること
- 経営陣が社員にとって近い存在であること
- 社会的革新のためのプロジェクトを推進し、社員が参加するための条件を整えること
ダノングループの人材戦略の特徴は、上記の理想に対して、長年に渡って一貫的な取り組みがなされていることにあります。そして、その真の強みは、経営陣の高い志と社員の忠誠心に由来していると言えます。2010年に行った社内調査では、回答者56,000人のうち87%が「高い意識を持って仕事をしている」という結果となっています。
私たちは、リーダーシップに対する新たな心構えこそが、事業の革新には必要であると考えています。特に、不安定な世界経済のもと、持続可能な事業の成長を成し遂げるためには、強いリーダーシップが求められます。ダノングループは2009年より、共通の理念に基づいた多年度プログラムを実施。これらのプログラムは、社員が組織の中で、また一人の人間として成長を遂げることを目標に活用されています。また、15,000人のチームリーダーを対象に、リーダーシップスキルの修得および強化を目的とした「ダノン・リーダーシップ・カレッジ」も開催しています。
私たちの求める人材とは、献身的で、開かれた心を持ち、実行力を備え、自身が権限を持ち、また他にも権限を与えることのできる人です。採用活動においては単に空席を埋めるのではなく、それぞれのキャリアの可能性を開拓することを重視しています。
ダノングループでは社内での情報伝達をスムーズに行うために、2003年より、階層的なプロセスを経ることなく、管理職に就く社員同士での意見交換や、子会社間で成功事例を共有するための枠組、「ネットワーキング・アティチュード」を推進しています。大きな組織の中で生産性を向上するためには情報の共有が不可欠ですが、人材育成の観点からも、情報の共有化は非常に重要です。
ダノングループでは社内での情報伝達をスムーズに行うために、2003年より、階層的なプロセスを経ることなく、管理職に就く社員同士での意見交換や、子会社間で成功事例を共有するための枠組、「ネットワーキング・アティチュード」を推進しています。大きな組織の中で生産性を向上するためには情報の共有が不可欠ですが、人材育成の観点からも、情報の共有化は非常に重要です。
また、異なる考え方に耳を傾けること、国籍や性別、社会的背景の違いなどの多様性を尊重することで、革新的なアイディアが生まれると考えています。異なる経歴や経験を持った社員が互いにスキルやノウハウを高め合うことで、より効率的で、消費者にとって身近な企業となるということを目指しています。
ダノングループでは、社員は平均して同じ役職に3年間配属され、それぞれ個人毎にキャリアが設定されています。キャリアパスにおいては、各社員が異なる業務を交互に担当したり、異なる仕事や海外とのつながりを通じてそれぞれが成長できるように設定されています。配属先の異動については、社員の意向や適正、グループの中でのニーズ、そして上長の評価をもとに話し合いをもって決定されます。
ダノングループでは、三者間の相互コミットメントに基づき、社員一人一人の能力を伸ばすことに取り組んでいます。これには、チームマネージャーが部下のキャリアアップを推奨し、人事マネージャーが各社員のプロジェクトの状況を把握したりするだけでなく、社員自身がキャリアアップに前向きに取り組むことが求められています。
また、国際レベルで社員の異動が活発なことも、ダノングループの成功において重要な要素となっています。技術を伝達すること、ノウハウを広げること、そして、多様性に触れることによって成長は促されます。そのためには、成熟市場と新興市場のそれぞれでビジネスを経験する相互的なプロセスが不可欠なのです。ダノングループでは、国際的な異動や交流を推奨することで、グループ全体の成長性を高めています。
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