「世の中にビジネスが成立し、存在し続ける真の理由は、社会に価値を与えることができるからです。ビジネスの存在意義は、社会への貢献にあります。つまり、人々の日々の生活において製品、サービス、雇用、利益を提供することなのです。」

1919年バルセロナにて、アイザック・カラソーがダノンを創設して以来、栄養と健康はダノングループの中核を担ってきました。アイザックは、腸管疾患に苦しむ子供たちを救いたいとの思いからダノンヨーグルトを開発し、薬局で販売しました。アイザックの発想は、ノーベル医学賞を1908年に受賞したイリヤ・イリイチ・メチニコフや、パリのパスツール研究所によって行われていた乳酸発酵の研究に影響を受けたものでした。 設立当初、スペインにおいて少量生産を行っていましたが、10年後の1929年、アイザックの息子のダニエルがフランスでダノンを創設しました。
設立当初、スペインにおいて少量生産を行っていましたが、10年後の1929年、アイザックの息子のダニエルがフランスでダノンを創設しました。その後、1967年のジェルベとの合併を機に、チルド乳製品という新たな分野に進出しました。この合併は、ダニエル・カラソーとアントワーヌ・リブーという非常に優れたリーダーの出会いをもたらしました。当時、BSNで工業ガラス製品の製造を行っていたアントワーヌ・リブーは、1973年にBSNとジェルベ・ダノンとを合併することにより、現在フランス最大の食品企業に成長したダノングループの基礎を作り上げたのです。
その後20年におよぶアントワーヌ・リブーの指揮下で、ダノングループはガラス事業を順次、縮小撤退し、食品、飲料に特化した、ヨーロッパ食品業界第3位の企業となりました。
ダノングループは2007年にビスケット部門を売却し、乳幼児向け食品および医療用栄養食分野において世界的大手企業であるオランダのロイヤル・ヌミコを傘下に加えました。ダノングループにとって過去最大の戦略的企業買収は、「より多くの人々に、食を通じて健康をお届けすること」という使命を、より明確なものにしました。ダノングループは、あらゆる年齢層のニーズにお応えできる製品ラインナップを取り揃え、各地域社会のニーズに対応できる唯一のグローバル食品企業へと成長していると自負しています。
