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ダノンは、革新的なガバナンスおよび従業員エンゲージメント・モデルに支えられた、長期的かつ持続可能な価値創造に向けた2030年目標を設定しました

2018.07.04 企業情報

(本プレスリリースは Danone (本社:フランス・パリ、CEO:エマニュエル・ファベール)が2018426日に発表した英文リリースの抄訳です。)

4月に開催された年次株主総会で、ダノンは、会社とブランドの9つの長期目標を公開しました。ダノン2030年目標は国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に歩調を合わせるもので、長期的かつ持続可能な価値の創出を加速し、会社の ‘One Planet. One Heath’ ビジョンを実現する、ビジネス・モデル、ブランド・モデル、トラスト・モデルを包含しています。

これらの目標の基盤として、ダノンは、‘One  Person,  One  Voice,  One  Share’ を立ち上げます。これは、10万人の従業員全員が会社のアジェンダを共有すると共に、目標達成に向けたロードマップ策定に積極的に参画し、オーナーシップ・マインドを高めるための革新的な従業員エンゲージメント・プログラムおよびガバナンス・モデルです。

■フード・レボリューションのための「ダノン2030年目標」
私たちは、人の健康と地球の健康は互いに繋がっていると強く信じています。どちらも培われ守られる必要があります。また同時に世界中の人々の食べ方や飲み方、食を通じた交流は変化しています。私たちはダノンの ‘One Planet. One Health’ ビジョンに則り、現在のフード・レボリューションの課題や可能性に適切に対応するために、ダノン2030年目標を定義しました。この9つの長期目標にはダノンのビジネス・モデル、ブランド・モデル、トラスト・モデル¹
が組み込まれています。

ビジネス・モデル
-    常に優れた食体験を提供し、革新する
-    持続可能かつ収益性の高い成長を果たす
-    Bコーポレーション(B-CorpTM)の認証を受ける

ブランド・モデル
-    地域の人々の健康に影響を与える
-    マニフェスト・ブランドを成長させる
-    地球の資源を保護し、再生させる

トラスト・モデル
-    ダノンの人材に新たな未来の創造を委ねる
-    包括的な成長を促進する
-    フード・レボリューションをパートナーと推進する

ダノン2030年目標は、国連総会で決議された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と歩調を合わせ、広く理解されている用語を採用しています。

ダノン会長兼CEOエマニュエル・ファベールは次のように語っています。「ダノンでは、食べたり飲んだりすることは、私たちが望む世界への意思表明だと信じています。これが ‘One Planet. One Health’ ビジョンに連なる長期目標の定義につながりました。ビジネス・モデルを強化し、経済的・社会的プロジェクトの双方を促進していくことで、事業および財務のアジェンダを実現すると同時に、すべての人のために持続可能な価値を創造・共有していけると確信しています」

¹: 9つの目標のそれぞれの説明は本ドキュメントに後述されています。


■‘One  Person,  One  Share,  One  Voice’:革新的なガバナンスと従業員エンゲージメントのモデル

目標の実現は、全社的なエンゲージメントとアクションのさらなる促進を目指す、革新的なガバナンスの新たなフレームワークが基盤となります。このフレームワークは、ダノンの10万人を超える従業員が会社のアジェンダを共有して取り組んでいく力を与えます。

-従業員が会社のアジェンダを共有して取り組む力を与える参加型の ‘One Person, One Voice’ プログラム

2018年末までに、ダノンの10万人の従業員一人ひとりがダノン2030年目標に向けて未来を形作り、新たな未来を共に築くことに積極的に取り組むように求められます。

そのための独自の仕組みが ‘One Person, One Voice’ プログラムであり、会社のビジョンと目標に関連する広範な共有と学習リソースを備えた社内プラットフォームを構築します。これには国連の訓練調査研究所(UNITAR:ユニタール)のように同じ志を持つパートナーとのコラボレーションも含まれます。すべてのダノン従業員は、目標達成に向けた問題、チャレンジ、可能性についてより多くのことを学び、理解を深め、取り組んでいく機会を得られます。

さらに今年からローカルおよびグローバルのレベルで、会社のアジェンダと2030年目標のロードマップの定義の両方について、従業員それぞれが見解を述べられるようになります。

将来的には、この新しい従業員参加型のガバナンス・モデルを取締役会と結びつけることで、その豊富な内容を十分に活用すると共に、会社のガバナンスにおける重要性を評価する予定です。

-各従業員がダノン株を1株受け取り、オーナーシップ・マインドを高めることを目的とした ‘One Person, One Share’ プログラム

‘One Person, One Voice’ を補完するものとして、すべてのダノン従業員が ‘One Person, One Share’ プログラムに参加します。来年には、年間の配当金ベースのインセンティブ制度と組み合わせ、各従業員にダノン株式を1株付与することになります。 また今後数年内に、現在のフランスの従業員向けの会社の投資ファンドと同様の仕組みがグローバルで導入される予定です。これは、従業員に、割引き価格で会社に投資するさらなる機会を提供し、オーナーシップの感覚を養うものです。

エマニュエル・ファベールは次のように付け加えました。「ダノンの2030年目標は、私たちの ‘One Planet. One Health’ ビジョンを実現するため、この先の道のりを照らす灯台であり、フード・レボリューションの推進で私たちを導いてくれるものです。ダノンでは従業員に、未来を共に創造し、共有していくことを委ねたいと思っています。すべての従業員がオーナーシップ・マインドを育むことは、長期間にわたって全員の利益を一致させる最善の方法だと私は確信しています。 私たちはダノンでの仕事を通じて、共に変化を起こす原動力になれるのです」

■ダノン2030年目標
これら9つの目標がダノンのビジネス・モデル、ブランド・モデル、トラスト・モデルに組み込まれました。

ダノンは、革新的なガバナンスおよび従業員エンゲージメント・モデルに支えられた、長期的かつ持続可能な価値創造に向けた2030年目標を設定しました


-ダノンのビジネス・モデル - 優れた食体験の提供を革新し、Bコーポレーション(B-Corp)として成長します。

・常に優れた食体験を提供し、革新する
最高の品質と食品安全基準の責任を果たします。私たちは持続可能な原料調達を支持します。自然性と透明性、そしてシンプルな製法と明確な表示を支持します。強力な革新に支えられ、これらは人々が優れた食生活を創出するための重要な基盤であると確信しており、より健康的で持続可能な選択肢における第一の原動力であり続けるでしょう。

・持続可能かつ収益性の高い成長を果たす
私たちは、フード・レボリューションの優れた担い手でありたいという野心を持っています。今日及び将来の食生活トレンドに対応し、この急成長分野の中で健康にフォーカスした独自の製品を展開しています。そして、成長を加速する、効率を最大化する、資源を厳格に配分するという3つのプライオリティについて強力なロードマップを推し進めています。

・Bコーポレーション(B-Corp)の認証を受ける
Bコーポレーション(B-Corp)の認証を受けるという野心は、ダノンの経済的および社会的なアジェンダに則ったもので、すべての人々にとって持続可能な価値を創出し、共有するという長期的なコミットメントの表明です。今日の世界では、大企業とそのブランドは、誰のために役立つのかという基本的な問い掛けに直面しています。Bコーポレーション認証は、社会面、および環境面で高い実績を創出している企業に対する信頼の証なのです。

 


-ダノンのブランド・モデル - 人と地球の健康を保護し、育むために、私たちが「マニフェスト」ブランドと呼ぶブランドを成長させます。

・地域の人々の健康に影響を与える
私たちの使命は「より多くの人々に食を通じて健康をお届けする」ことです。この使命を果たすため、独自に健康的な製品のポートフォリオを構築し、絶えず栄養的側面の最適化に努めています。また、より健康的な選択肢を革新し、積極的に推進していくため、地域の食文化、食習慣、公衆衛生の課題を深く理解しています。製品に留まらず、パートナーと共に、食習慣にポジティブな影響をもたらす現行および新規の施策(プログラムやサービス)を加速させていきます。

・マニフェスト・ブランドを成長させる
人々は、食べ物に関しては変化を強く求めます。ダノンでは、食べたり飲んだりすることは、私たちが望む世界への意思表明だと信じています。それが、私たちが「マニフェスト」ブランドと呼ぶ目的意識の高いブランドの開発を目指す理由です。それによって、人々にエキサイティングな体験を提供するだけでなく、人々の健康と地球にポジティブな影響を与えることに注力するという観点で真の活動家として行動することに繋がるのです。

・地球の資源を保護し、再生させる
私たちは地球のためにポジティブな解決策を促進するゲーム・チェンジャーとなるべく努力を重ねています。すべての原材料の持続可能な調達と、パッケージのリサイクルによる循環型経済の強化に注力しています。私たちは、パートナーと共同開発した再生農法を通じて土壌の健康を保護し、水質保護に向けた野心的な取り組みを強化します。私たちは、カーボンポジティブなソリューションを導入し、2050年までのカーボンニュートラル実現を目指すことで、気候変動との闘いの一翼を担っています。


-ダノンのトラスト・モデル - 持続可能な価値を創出・共有するために、従業員に権限を与え、パートナーと協力して、包括的な成長を促進します。

・ダノンの人材に新たな未来の創造を委ねる
ダノン独自の社会的革新の伝統を基盤として、グローバルおよびローカルの両方のレベルで、従業員の一人ひとりが会社のアジェンダと目標を共有し、取り組むことができるようにします。これによって、私たちの会社、従業員、地域社会のための新しい健全な未来へと進むことができるのです。

・包括的な成長を促進する
私たちは、家族経営の農家、露天商、廃棄物収集人といった、世界のフードチェーンで影響を受けやすいパートナーのために、包括的な成長を促進する先駆的な方法を引き続き発案していきます。低所得者のコミュニティが栄養と安全な飲料水にアクセスできるように持続可能なソリューションの開発を続けます。Danone CommunitiesDanone Ecosystem ファンド、そしてLivelihoods ファンドを手始めに、事業の拡大とトランスフォーメーションを通じて、私たちのソーシャル・イノベーション・ファンドの影響力を最大化していきます。

・フード・レボリューションをパートナーと推進する
私たちは既に始まっているフード・レボリューションに貢献したいと思います。しかしながら、それは私たち単独では成し得ません。食物の栽培、生産、流通、販売、消費の方法を変えるためには、外部と共同で、それぞれの専門性を活かしてソリューションを創造する必要があります。この実現に向け、ダノンの従業員、農家、サプライヤー、小売業者、消費者、パートナー、そして市民社会、政府、公衆衛生の専門家と数多くのパートナーシップを積み重ねてきました。皆が力をあわせ、この食の時代の原動力だと思われる存在でありたいと考えています。

2018 年07 月04 日
ダノンジャパン株式会社