幼児と成長について 遊び食い、むら食いについて 幼児と成長について 遊び食い、むら食いについて

「遊び食い」を理解しよう 「遊び食い」を理解しよう

困っていることとして一番多くあげられている「遊び食い」。9か月頃から2 歳にかけて、手づかみ食いやスプーンを持って自分で食べようとすることが増えます。行動範囲が広がり、いろいろ興味も移り、食器や食べ物をさわる姿は、遊んでいるとしか見えない事もあります。しかし、そういう過程を経て、一人で上手に食べられるようになるのです。それをさせずに、汚れるからと手伝いすぎると、自分で食べる意欲を失う事もあります。

手づかみ食いは、食べ物を目で確かめて、指でつかんで運び、口に入れるという目と手と口の協働運動で、これらは摂食機能の発達の上で重要な役割を担っています。
手づかみ食いの上達により、目と手と口の協働が次第にうまく使えるようになっていきます。そして「自分で食べたいという意欲」「自分で食べる楽しみ」を育てることにもつながるので、子どもには発達していく上で欠かせない行動です。発達の過程として見守る事も大切です。

困っていることとして一番多くあげられている「遊び食い」。9か月頃から2 歳にかけて、手づかみ食いやスプーンを持って自分で食べようとすることが増えます。行動範囲が広がり、いろいろ興味も移り、食器や食べ物をさわる姿は、遊んでいるとしか見えない事もあります。しかし、そういう過程を経て、一人で上手に食べられるようになるのです。それをさせずに、汚れるからと手伝いすぎると、自分で食べる意欲を失う事もあります。

手づかみ食いは、食べ物を目で確かめて、指でつかんで運び、口に入れるという目と手と口の協働運動で、これらは摂食機能の発達の上で重要な役割を担っています。
手づかみ食いの上達により、目と手と口の協働が次第にうまく使えるようになっていきます。そして「自分で食べたいという意欲」「自分で食べる楽しみ」を育てることにもつながるので、子どもには発達していく上で欠かせない行動です。発達の過程として見守る事も大切です。

「むら食い」を理解しよう 「むら食い」を理解しよう

むら食いは、自我の発達や発達速度の緩慢化による必要栄養量の減少などに対する調節作用とも考えられます。食欲にむらがあるようにみえても、一定期間を平均してみると、お母さんが心配するほど食べていないという事は少なく、必要なエネルギーや栄養素はほぼ摂取していることが多いのです。ただし、食欲不振が続くときには、疾病が原因であることも考えられるので、確認が必要です。

むら食いは、自我の発達や発達速度の緩慢化による必要栄養量の減少などに対する調節作用とも考えられます。食欲にむらがあるようにみえても、一定期間を平均してみると、お母さんが心配するほど食べていないという事は少なく、必要なエネルギーや栄養素はほぼ摂取していることが多いのです。ただし、食欲不振が続くときには、疾病が原因であることも考えられるので、確認が必要です。

「むら食い」対処法

大人の食欲にも波があることを理解し、食事の時間に空腹であるかたしかめ、強制しないことが大切です。

対処法①
空腹感をもたせるよう、
生活のリズムを整える
対処法②
食事時間以外に食べ物、
飲み物を与えない
対処法③
食事を強制したり、食事の
マナーを厳しく問わない
対処法①
空腹感をもたせるよう、
生活のリズムを整える
対処法②
食事時間以外に食べ物、
飲み物を与えない
対処法③
食事を強制したり、食事の
マナーを厳しく問わない

1~2歳ごろの食事の仕方と身につけたいマナー 1~2歳ごろの食事の仕方と身につけたいマナー

  •  テレビは消して静かな環境で  テレビは消して静かな環境で
  •  正しい姿勢をとる(テーブルとイスの高さに注意)  正しい姿勢をとる(テーブルとイスの高さに注意)
  •  おもちゃなど気が散るものは見えないようにする  おもちゃなど気が散るものは見えないようにする
  • 手をふいたり洗ったりし、口の周囲もぬぐう 手をふいたり洗ったりし、口の周囲もぬぐう
  •  食事時の挨拶を習慣づける  食事時の挨拶を習慣づける
  • 20~30 分程度で切り上げ、だらだら食べさせない 20~30 分程度で切り上げ、だらだら食べさせない
  •  歩いたり遊ばないで食事をする習慣をつける  歩いたり遊ばないで食事をする習慣をつける
  • 食事が楽しい雰囲気であるよう、無理強いはしない 食事が楽しい雰囲気であるよう、無理強いはしない

参照:「やさしく学べる子どもの食」講師:堤ちはる、子どもの食と栄養 堤ちはる・土井正子著、「子どもの食と栄養」堤ちはる・土井正子 著

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